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業界動向

2022.12.02
日本企業市場投資動向ーミクロンテクノロジー広島

米ミクロン社は16日、広島工場(広島県東広島市)で短期記憶を担うDRAM先端製品の量産開始を記念した式典を行った。同工場では11月から「ワンベータ」と呼ばれる先端製品を量産している。サンジェ・メロトラ最高経営責任者(CEO)は、日本の拠点は「絶対に必要な技術革新を実現した」と述べ、開発、製造を継続する上で重要な役割を果たしている。

先端製品の量産を始めた広島工場は旧エルピーダメモリの拠点。13年の美光買収後、同社DRAM部門の開発・先端製造を担う拠点となった。現在、日本には4400人を超える従業員がおり、13年からの総投資額は130億ドル(約1兆8000億円)に達している。「過去5年間の投資額は外資系企業の中で最大だった」

9月末には、ミツカンの広島工場が半導体生産を補助する国の基金から465億円の補助を受けることも決まった。式典に出席した経産省の野原局長は「政府は民間と力を合わせて投資を続けていく」と述べた。

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