明電舎は、画像処理向け産業用コントローラー「μPIBOC DS100」を新たに開発し、5月から販売を開始した。さまざま製造現場でデジタルトランスフォーメーション（DX）による自動化が進む中、作業者の安全を確保しながら効率的に生産設備を稼働させることの重要性が増している。新製品は、半導体工場やクリーンルームなどの人流・空間解析を主な用途として想定。複数のカメラから集めた画像情報を高速で処理するとともに、オプションで搭載可能なAI（人工知能）アクセラレーターを用いることでAI推論による人物検知や装置の監視制御が可能となる。