国内調査会社によると、2022年（暦年）の電動車市場（電気自動車：BEVとプラグインハイブリッド車：PHEV合計）の販売台数は、前年比60％増の1043万台となり、初めて1000万台の大台を超えた。市場別では中国が655万台（構成比率63％）で、欧州市場の253万台に比べて約2.6倍、米国市場の92.1万台に比べると7.1倍で、電動車の中心地であることを数字の上からも示している。なお、日本市場は9.7万台で前年比2.1倍の高成長を記録したものの、構成比率はわずか0.9％で、今後のさらなる普及拡大が期待されるところだ。