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業界動向

2024.05.17
東芝D&S、4500V/1000Aの圧接型IEGTを製品化 高電圧変換装置小型・高出力化に貢献

東芝デバイス&ストレージ(東芝D&S)は、直流送電システム、産業用モータードライブ装置などの高電圧変換装置用に開発した4500V/1000A定格の圧接型IEGT(電子注入促進型絶縁ゲートトランジスタ)「ST1000GXH35」を製品化した。

 新製品は、トレンチ型IEGTチップと高速ダイオードチップを搭載。

 IEGTチップは、コレクター・エミッター間飽和電圧低減、遮断耐量向上、短絡耐量向上、および高温対応を実現。これにより、従来製品ST750GXH24と比べて、コレクター・エミッター間飽和電圧が標準3.00Vから2.15Vへ約28%低減した。

 高速ダイオードチップは、逆回復時の電圧振動抑制、逆回復耐量向上、高温に対応。これにより、従来製品と比べて、ターンオンスピードを上げて使用できるため、ターンオンスイッチング損失が標準4.15Jから2.75Jへ約34%低減した。

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